薩摩芋

てんてんです。

ごく一般のさつまいもです。

八百屋で買ってから２週間ほど冷蔵庫の上に置き去りにしたまますっかり忘れてました。

あらら芽が出ているではないですか。
茎も葉っぱもかなりりっぱなので、このままあと２週間ほど様子を見ることにしました。

水も遣らず、肥料もなく、ただ冷蔵庫の上で１ヶ月。
茎も葉もあいかわらずぐんぐん伸びてきてきました。

このままではいくらなんでも枯れてしまうと思い、そのままポットの土の中へ。
お水は、土がカラカラになったら、ザパーっと景気良く洪水を起こさせます。
うちの植物さんたちにくらべて、ずっと育て方は手洗いのです。粗暴です。
悪条件に勝ち抜いてこそのＹＡＭ（さつま芋）、そんな簡単に枯れたりしなったりするはずがありません。

よーしドンとこい、といったいきおいで鉢植えにしたものの今ではちょっと元気良すぎて、もてあましてます。

ツルがどんどん伸びるってこと、わすれてました。

どこまで行くのだろう。

冷蔵庫の上には到底置ききれず、窓際に移動。
まだまだ成長途中です。

後日談；

その後、なんと勢いよすぎて、天井まで行きました。

で、移動させたがためなんとなく居心地悪そうなのでした。
というのも新しくお目見えした鉢植えにどうも虫が付いていたらしく、その虫が薩摩芋くんに取り付いたようです。で、アッというまに果てたのです。

伸びるのもアッ。
枯れるのもアッ。
見事なアッ。

で死んでいったのです。
一生をこの目で見ることが出来、光栄なのです。
ありがとう薩摩芋。
逞しい生命力。
忘れないよ。