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けしごむ版画材、インクパッドです。

わたしが使用しているものは、北米各地で市販されています。
オンラインで買います。
そして、あるわあるわ色の数。

これも色を集めだしたらキリがないのであまり欲を出さないように気をつけてます。
ネットショップは危険がいっぱいなのです。といっても、店頭で見たとしたらもっと買ってしまうかもしれません。

購入時は少なくとも、カートに入れた後、2、3日考えてみる必要があります。
そうなのです、色集めは中毒ですから。


どうしても惹かれてしまう色の名前をご紹介します。

マリーゴールド、アプリコット、トパーズ、スカーレット
ミント、ラベンダー、クランベリー、アンバー・・・


色を形容する身近な自然の動植物や鉱石に、すごく北米らしさがでています。

たとえば・・・
濃い灰色は野うさぎ色。
パールのような白を表すオイスター色。
うすい緑がピスタチオ色、なんてのは日本ではなかなかピンと来ない感覚です。

パパイヤクリーム色。
パパイヤを実際切ってみないわからないあの薄いピンク色。


あと、面白いのは青系の修飾語。
これはネイティブ英語人だってそうそうはピンとこないはず。

スモークブルー、ロイヤルブルー、トゥルーブルー、ミッドナイトブルー
ベイビーブルー、フレンチブルー、コロニアルブルー・・・

これらすべて実際にある青の色名です。かなり抽象的です。

どんな色か思い浮かべてみるのも楽しいかもしれません。


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いろいろ色鉛筆です。
無印良品製です。

色マニア、これまたお気に入りの画材。

一番手軽で使いやすいのがいいですね。

小学生の時、念願のサクラ48色いろえんぴつを手に入れたました。
ぴかぴかしてて、いろがいっぱいで、もったいなくって、しばらくぜんぜん使わずに眺めてました。
どうしても、あかやあおとかのきれいな色からどんどんちびて短くなっていくんですよね。
たまごいろとか、せいじいろなんて色はまったく使えない。

大好きなぬりえの本のさいご
1ページを「へらし帳」と名づけて、使わないいろえんぴつを減らすためだけに塗りたくりました。グレーや茶系、アース色満載。


まぜこぜになって、もとは何色だったかもわからなくなる、そんな色が好きです。
夕日が当たった肌の色。

枯れたアジサイの色、とか。

いろえんぴつで上手に描けそうな気がするのです。


「好きな色は?」と聞かれたら、間違いなく「いろえんぴつ色」と答えるのです。
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えのぐ、です。

水彩、油彩、アクリル絵の具、ポスターカラー、日本画の顔料・・・

子供の頃から興味深々でした。
絵の具箱の中でごちゃまぜになったいろんなチューブを見ているだけで楽しくなります。


赤は赤でもたくさんの表現のしかたがあります。

緋色
血の色。
空の茜色。
ほっぺたがりんご色。
口紅はルージュ(フランス語から)。

油彩絵の具になると、カーマイン、クリムソン。
日本画では蘇芳(すおう)、代赭(たいしゃ)。

つけられた名前をみているだけでもわくわくしきます。

実際に使ってみると、色のトーンだけでなく、塗ってみたときの質感、透明感、発色の良さや匂いまでそれぞれ全部違っていて興味深いのです。

紙だけでなく、木やガラスや布地に塗ったりしてみたくなるのです。


使いさしの絵の具箱はたくさんの不思議が詰まってる宝箱です。

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彫刻刀です。

たかが図工の教材。
趣味の彫刻刀、などとあなどってはいけません。
たとえそれがこの工具についた名前であっても。

平刀、丸刀、三角刀、切り出し、いろいろな形があります。

わたしの尊敬する版画家棟方志功は、板画と言いました。
わたしたちは皆とても小さく、はかないものだと言いました。
そして作品のひとつひとつに念願をかけたのだと言いました。

木版は労働作業です。

イーゼルを立て、椅子に座ってさらさらっと、というわけにはいきません。
一枚の板のはしくれを、体全体の重みをかけてがしっがしっと削り取りそぎ落として作品をつくります。
よいっしょこらしょとかいいながら、どんどん彫り刻んでいくわけです。
指がしびれます。
身体がきしみます。
汗が吹き出ます。

じべたに座ってがつがつやる作業。
これがわたしの愛すべきものづくりの姿勢なのです。


木を、板を使うということが、なによりも喜びです。
 

てんてんです。

カナダの首都オタワ市です。
きゃぴたるしてぃー、なのです。

ここで、永田社中がチルドレンフェスティバルに参加、出演しております。
滞在期間一週間。一日二回。
毎日晴天なり。

写真を二枚用意しました。
オタワ入り一日目、5月24日の模様。
そして二枚目はだいぶ煮詰まった四日目、27日の様子です。

間違いを探してみてください。

ottawa1.jpg

ottawa2.jpg

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孫の手です。

このネーミングもさることながら、フォルムがすばらしいのあります。
竹のしなり具合がいいですよね。
指の部分の微妙な曲線も美しい。

現品はチャイナタウンで3ドル50セントで購入。
なんだか孫の手もお安いもんです。

かゆいとこを掻くだけではなく、先端のごりごりで肩こりも揉みほぐします。

さすが、のひと言です。
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こちら、「テンテン後囃子」となります。
とうとうアルバム最後の曲です。

出囃子で始まったので、後囃子できっちり締めたいのです。
結びと閉じ。

さいごにどーんと盛り上がったままの気持ちで終わりたいですよね。

すでにテンポも調子もあがってきます。
気持ちも高ぶるわけです。
そして絶頂!

というわけです。

気持ちよく上昇していただけたでしょうか。

てんてんセカンドアルバム(未定)もよろしくお願いいたします。


テンテン後囃子


曲:高橋アキ
三味線鳴り物:高橋ア
囃子太鼓:永田キヨ
囃子篠笛:ハイディ




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てんてん歌謡曲、「1から10ノ数エ歌」。

恐縮ながら、ずいぶん昔につくったうたです。
ギターコードもあるのです。
というか、もともとギター弾き語りでとしてつくりました。

歌詞は時代によって変動型なので、いろいろございます。

これがアルバム録音直後に本唄として決まったものです。


いちばん好きなもの
じんだそらの蒼
さんぽの帰り道
らない街にあう

通り過ぎる街を数えたら
また同じ場所に来て
かぞえきれない

ごから雨になり
また続くかぞえうた


ろくろく歩けない
しちてんばっとうで
はちまん様のある
きゅうなさか道まで

こぼれおちる木の葉数えたら
次から次に落ちてきて
かぞえられない

じゅうぶん遊んだら
また続くかぞえうた


そらに浮かぶ星を数えたら
はじめの星がわからない
かぞえきれない

いちからじゅうまで
また続くかぞえうた


こんな風に、一から十まで数えていくわけです。

ちょっと歌詞が違ったかもしれない・・・

いや、たぶんこんな感じだったと思うのです。
レコーディングの際の記憶があやふやなのです。

こうやっていつでもどこでも勝手につくっているので覚えきれるはずもありません。


そのときどきにつくった遊びうたなのだから。


1カラ10ノ数エ歌

曲・詩:高橋アキ
三線:高橋ア
篠笛:ハイディ
坂本いづみ



 

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マイ箸です。

塗りのお箸をつかう日本。
ながーいプラスティック箸は中国。
銀色の金属製が韓国。
東南アジアはおもに竹、でしょう。

レストランでは「おてもと」割り箸。

それぞれの人のそれぞれのお箸。

わたしの伝統、カナダでもマイ箸で。


いただきます。
 
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九番目になりました、「道成寺ノ変」という曲があります。


有名な「娘道成寺」という歌舞伎などで良く知られた物語をご存知でしょうか。

道成寺には大きな釣鐘があり、安珍、清姫がいて、大蛇がでてくるお話です。

大筋はわかりますが、細かいことは知りません。
歌舞伎のお芝居でそのときに使われる景気のいい三味線曲も、じつは良く知らないのです。
でも何度か聞いて耳に残っているフレーズとかがあります。
「日本のサウンド集」とか「歌舞伎大全集」とかそういう類だったと思います。

三味線がジャンジャカとなんだか景気良いいのです。

そこに心地よい鼓の「すっぽんすっぽん、てぽぽぽ・・・」といった音がくわわり、龍笛が高らかに鳴り響くと、拍子木がカッカッカッカ・・・・・

で、「いよっ日本一!」

といった具合なのでしょう。


このお決まりの形態というのに、わくわくするのです。

どうしてもべたべたの歌舞伎調がほしくて、道成寺をテーマに一曲てんてん風にアレンジすることにしました。
とくに「いよー」とか「ほー」とかの掛け声が、たまらないのです。

これでも歌舞伎役者になったつもりで演奏しているのです。

紙ふぶきが目に浮かびます。


道成寺ノ変

歌舞伎舞台での伝統劇曲
編曲:高橋アキ
三味線・小鼓:高橋ア
太鼓・龍笛:永田キヨ
鼓:ハイディ

まずまずてんてん
profile
HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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