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measure-tape.jpg

てんてんです。

こちら巻き尺にございます。
写真を見ておわかりのように、カナダ国の巻尺の目盛りは表がフィート、裏がメーター。
リバーシブルなわけです。

英国に習ってメーター法が取り入れられ、学校で教育するようになってからもまだカナダ国民の意識下ではフット・フィートで計るのでございます。

唯一メートルが浸透したのが距離感(米国は今でもマイル)。
空港まで約300キロ。時速100キロの自動車、とか。

でも、「駅から500メートル歩いて・・・」などとは決して言わない。
身長が何メートルか分からない。
足の長さが何センチか測ったことない。

でも、3フィート(フィートは足)といえば「ああだいたい3歩くらいか」とすぐ分かってもらえます。

なんとも不可思議なのです。

実例;
 
ポスターのデザインテンプレート 11x17

なるほど、そうなんですか。

新聞広告サイズのテンプレート 8分の5x4と16分の11

????? 

1インチを16分割ってそんなんアリ?
いくらインチの下がないからってそんな割り方って・・・と驚愕しながら計算機で割り算する自分。センチ、ミリっていう正確な10間隔の目盛りがどれほど有益か思い知るのであります。
 
で、面白いのは、日本の尺と北米のフィートがほぼ同じ、という事実。
 
明治時代に日本に伝わったメートル法。ちょっと昔までは尺が単位だったのです。どちらもの足のサイズを基準としてるので、尺とフットはほど同じということらしいです。

てんてんで欠かせない楽器、尺八は字のとおり「一尺八寸」。太鼓も尺、寸で測ります。

部屋を畳ではかるのと同じ感覚。

使い慣れたもの、身近なもので広さや大きさを測るのは当然ですよね。そしたら、メートル法はただただ世界共通、合理的目的でのみ使用されるべきものです。

日本の巻尺も表が尺、裏をメートルにしてほしいですね。

目分量こそが正しい場合だってあるのです。
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まずまずてんてん
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HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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