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ぎゅーかわです。

太鼓をはじめるようになって、まず太鼓の達人、永田氏から直々に学んだのは樽太鼓のつくりかた。

まず特大サイズの牛皮を用意します。
しばらく風呂水につけて洗ってしならせます。
部分によって色や質、皮の厚みも違うので、できるだけ丈夫そうな箇所にでっかい円を書いてそれをカッターで切り取ります。
これが最初の作業。

ここまでやった感想;
牛、でっかい。
しかも、相当分厚い。おそろしく硬くで切りにくい。
そりゃちょっとやそっとの「どんどん」で破れないはずです。表側はつるつる、裏側の肉にくっついていた部分はがさがさ。まだ濡れてるとぬるぬるしていて、そのうちぽろぽろと繊維質が取れのも気味悪い。とはいえ、自分の皮膚もこうなんだと思い知るのであります。


で、これからが重労働。

皮に耳をつけます。
円の外側にいくつも切り込みを入れて、そこに棒を通していきます。
その棒か使って皮をぐいぐいと引っ張っていくわけです。
そしてそれが太鼓の耳となるというわけです。

耳に縄を仕込んだら、台になっている木材にからませ、皮を少しずつ伸ばしていきます。
かなりしっかり固定しなければなりません。耳が弱いと、皮が破れたり棒が取れたりして皮が均等に伸びないどころか、大きな圧力をかけているぶん大怪我をするので要注意。

2、3日かけて乾燥させ、しっかり皮を伸ばしきったら取り外します。
で、皮の部分は出来上がり。

その後にもう一度しっかり固定させて、カン(釘、またはネジ)を打ち付けて完成です。

とにかくこうやって牛皮と格闘しながら太鼓をつくることで、太鼓のありがたみを思い知り、皮の特徴や性質をつかむというわけです。

ありがとう牛さん。

今日もがんばって打ち込みます。
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まずまずてんてん
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てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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