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てんてんです。


自分で言うのもなにですが、わたしの持ち備えております名器(?)です。
てんてんで一番重要な鳴りもの、というわけです。


のどの「てん」はまさに「点」。

小さなしるし。

点をつけることによって文字に意味を持たせることができます。文章のなかに区切りと意味合いを持たせてくれます。単に意思伝達の手段として用いるだけでなく、「のどを鳴らす」という言葉がありますように天地に響かすものなのです。
自分ののどを知りつくし、磨き上げることによって立派な楽器として活用できます。
そうするためにも日ごろからケアし、メインテナンスを怠ってはなりません。
 
まず、準備運動として;
 
まず咽喉(のど)を鳴らしてみます。
朝はいつもぎこちない。
まだまだ準備が出来ていないようなので、充分水分をとって慣らしてあげます。
目を閉じるといろんな音が聞こえます。鳥の声、枝が揺れる音、近所の物音、車の雑音、冷蔵庫の機械音。その風景にとけ込む自分の音。うーんと唸ってみたり、くんくんと鳴いてみたり。音で会話したり、調和したり。後ろで楽団やバックコーラスが支えてくれる代わりに、風や海や町の雑音があります。思うままにサウンドを作ってみます。できるだけ自然に。

のどは楽器なので、できるだけ言葉で感情を表わさないようにします。
声の抑揚や質感、重みや厚さでできるだけで十分つたわるものです。
好きな母音や子音を使って、自分の声をからだじゅうで感じてみるのが第一歩。


では、応用として;

自転車に乗りながら「うぎゃー」と叫んだりします。
迫りくる大型トラックや信号機の機械音との会話してむるのです。
注意;排気ガスを余分に吸い込まないように。

電車をプラットホームの先端で待ちます。
電車が向かってくる大音量に同化してのどのボリュームをMAXまであげます。
注意;電車の運転手さんを怖がらせないように。
 
お客さんの入る前の劇場やホールでエコー具合を試します。
もちろん誰もいない銭湯、ほら穴、トンネルがあれば最適です。
これは間違いなくすっきりします。エコーがかかると自分の声がなんだか上手に聞こえて気持ちよいものです。
注意;天狗になってはいけません。

 
音階や節回しなんかを考え過ぎないように。まずは発声マシンになりきること。
カラオケでマイクの音量をあげるより、野外でやたらめったら声を張り上げてみましょう。
 
声は出るもの、のどは鳴らすもの、うた声は通すものです。


次回、「点々」から「典々」へ。
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まずまずてんてん
profile
HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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