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ご覧のとおりのふたりてんてんです。

先日の月曜日、5月3日。
ダウンタウントロントのとある政府のビルで開催されました、アジアン月間始まりのイベント。
ロビーでのティーセレモニー(とは名ばかりのお茶の試飲会)の場で和楽演奏をやってまいりました。

お客様はみなさん政府関係の方らしいです。
スピーチが長いという点でも、とても公的なプログラムでありました。

毎年五月は「エイジアン ヘリテージ」の月。
なんだかいろいろと行事が多いのです。
太鼓グループとしても学校での公演が多い月なのであります。

体調に気をつけねばと思うのであります。
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かなグラムです。

勝手に名づけてます。

数回にわたりましてお届けいたしました、脳をやわらかくする玩具類。
今回はひらがなタイルです。

購入方法はアマゾン。もちろん日本産です。

ヒマなときなど、ひらがなタイルをひとつかみ。
幾つかの言葉をつくってみます;

難しい単語。
詩的な私的文章。
自分だけのオリジナル語録。

「む」は「ん」に。
「ひ」を「い」と読んだりできるのも日本語の魅力。


すへてひらかなになるというのはとてもふしきなものてす

漢字や句読点や取り除くだけでも日本語のやわらかい情感が実によく表れます。

あはれ、なのです。

読みにくいけど、伝わり易い。
シンプルだけど、ぐっと心に迫ります。

母国語だからこそ日本語を大切に上手に使いたい、と思うのです。
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バナナぐらむ。

このバナナグラムを見つけたのはBC(カナダ国ブリティッシュコロンビア州)に演奏活動で滞在した2007年。

シアター近くの土産物屋で小さなバナナ発見。
早速バナナの小袋を開けるとそこにはアルファベットのタイルがざっくざく。
興味津々で遊び方を読みふける。
なになに、自分でかってにクロスワードを作ってあそぶゲーム、ほう。
こりゃたいしたもんだと、しばらく考えにふける。

店からホテルに持ち帰るまでの道ながらに仮想ゲーム。
母音ばっかりでも困るようなあ、あ、短い単語ばっかりつくると後が続かないのか、なんて具合です。
すでに脳内でバナナグラム作成済み。

今考えると、バナナグラム買わなくてもよかったかも。

それにしても楽しいゲームです。
一人でも楽しい。
二人、三人プレーヤーが増えても、ただただ自分との戦い。
自分のクロスワードをこつこつ仕上げていく、という単純作業が気に入っています。

とんでもないタイルが手元に来ると、とりあえず全部崩して最初っからやり直し。
これがまた楽しい。
時間で競ってもよし。
とりあえず長い単語、難しい単語をポイントとして競ってもよし。
クロスワードが面倒だったら、とりあえず掴んだタイルで単語を作って遊ぶもよし。

積み木もできます。

現在、旬のおいしいバナナです。
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てんてん愛用、携帯式スクラブルです。

常にスクラぶっています。

ここ数年、けっこう自分でもスクラブルレベルが高くなってきております。
この場を借りて英語版スクラブルを検証してみましょう。

なんといっても実践あるのみ。
もちろん英単語力必要ですが、一般常識の語彙とスペリング能力があれば英語学習者にも応用力と裏技を発揮して英語人と対等に戦えるのであります。
海外で、または英語学校でスクラブル王になりたい方、これ必見!

まず辞書で予習。
小学生用とか学習用は不可です。できればオックスフォードなんかの実用的英英辞書が良いでしょう。
で、まず狙うはXで始まる単語。大文字で始まっているものは無視。省略語も飛ばします。

引いてみてはじめて知るXの言葉。
たとえば、XATなんていう単語、受験にはまず必要のない語です。
ザートと発音して意味は北米インディアンのトーテムポール。
ああそうなんですか、と丸暗記。

とりあえず逐一覚えていきましょう。

次。

XIはギリシャ語の第14字。
XUはベトナムの通貨。
せこい、というなかれ。
これが勝者への道。
必ず役に立つX語録。

お次なるはQ。
あとにUのつかない単語をあらおう:QATやQIなど。

なんならVやZも役立ちます。

そしてネイティブスピーカーどもに「WHAT?(えー?)」とか「WHAT THE HELL?(何じゃそれ?)」とブーイングされたら、すかさず発音して意味を教えてあげましょう。

TOFU、KIMONO、FUTONなんていうボキャブラリーもすでに英語圏の辞書に載っています。勉強不足な英語人(特に硬派な米人)にも常識として知っておいて欲しいですよね。

英単語力のみが勝利の道ではないのです。

戦力と知恵。

やる気と根性(根性はほんの少し程度で)。
 
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カズーです。

カズーでお歌の練習をしています。

と、これ如何に? 
これを聞いたらすぐにカズーが欲しくなること間違いなし。かも。


まず、知っておかなければならない事。
カズー経験のない方、これは笛ではありません。
吹いてはいけません。

トランシーバーやマイクと同様、声を出すのが基本です。
もちろん、くわえているので言葉はでません。
口は軽くとんがった「う」のまま。
「う、う、うーうー」と言ってみます。あの小馬鹿にしたようなサウンドが鳴ります。
気にせずうーうーを連発しましょう。

少し快感になりはじめたら、とりあえず一曲。
特にメロディーの美しい往年ビートルズの名曲(イエスタデイあたり)や文部省唱歌あたりがよいかもしれません。ハミングよりももっと正確に自分の音程が聞き取れます。

実際、どれほど旋律をなぞるのが困難であるかを思い知らされます。
安定した息づかいも大事です。

アメリカンアイドル、またはカラオケ王者を目指すあなた、今日からカズーで猛特訓です。
 

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てんてんです。

唐突ですが、京都の夜のアルバイト時代の話をします。

湿ってよどんだ空気が流れる、暗い地下のバーで働いた二十代前半。

年中無休。
営業時間は夜8時から朝の5時。

雨の降る夜。
客が来ない。
なかなか帰らないいつもの客。

常に時間をもてあますのです。

マスターははやばやと奥の長椅子でゴロンとなったまま熟睡に入ります。
そうすると、唯一のウェイトレスのわたしは完全に暇です。

本を読めるほど灯りはなし。
店のCDもすでに聞き飽きる。
酒も飲めばますます眠くなる。

で、知恵の輪。

ただの頑固な金属の輪。

いじるほどに謎が深まる。
ふとした瞬間にぱっと解けても、二回目には必ず同じ迷路にはまる。
みるみる間に時間は過ぎます。
そしてまた次の夜も、同じように手にとってしう知恵の輪。

謎深し。

考えたあげく、わかったことは、この知恵の輪はマスターであるということ。
マスター=主人。
横ですやすや眠っているバーの主人。

十代のころからバーテンで、60代になる今もバーテン。
本業は詩人。
副業は新聞配達。
もちろんバーテンは天職、才能です。

マスターが謎であることは、この事実だけでも十分。
その他のもろもろを所業を書き出せば、一冊の小説どころか全17巻の大辞典くらいにはなります。

わたしが彼の謎にはまったのは、10代のおわり。
うちのアパートの近くにあった店の灯りに誘われて、夜中にふらっとひとりで立ち寄ったのが事のはじまり。

その看板には書いてあったのです「アリスの落ちた穴の底」と。

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いまもあります。

マスターもまだ生きています。
さすがに早朝に新聞は配ってないようです。
たくさんお薬を飲まないとカウンターに立ってられないといいます。

そこまでしても店に居座るマスター。
したたかで切れ者のマスター。
酒飲まないマスター。
無口なマスター。

今も穴の底で眠っているでしょう。
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あの数珠、です。

仏教徒でないゆえ、数珠という品についてよくわかりません。

ただ、わたしの知っている数珠という品について言います。

お扇子と同じで、ただなんとなく持っているもの。
たんすの奥にしまってあるもの。
あるからなんとなく安心、というようなもの。

とはいえ行事・法事でそれを手にした瞬間、正座で礼を正し、煩悩を捨て、ひたすら祈るという振る舞いが自然にできるのも、先祖や慣習、道徳観のなせる業。
それについての言い訳は不要です。

数珠ほど神聖で無意味なものはないでしょう。
深く立ち入ってはなんなので、このへんでとどめておきたと思います。

合掌。

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漆塗りです。

ぴかぴかとそれはそれは美しいのであります。


永田氏のお宅にあるうつわを今回撮影させていただきました。

漆芸品は昔から大好きです。
重箱もお椀も実家にいくつかあったのを持ちこみ、常に愛用いたしております。

器の贅沢といえば、塗りものだと思っています。
もちろん焼きもの器もすばらしいものがたくさんあるのですが、個人的に重さ+壊れ加減(扱いが雑なもので)など実用的な理由で、焼きの高価なものは避けています。

それにひきかえ塗りの器は使い勝手がよく、丈夫で、なによりも色が魅力です。


深い黒と鮮やかな朱。

特にあのなまめかしく光る漆黒が好きです。
吸い込まれるような神秘があります。
どんな色にも塗りこめてしまうほどの圧倒的な存在感と脅威をみせます。

すぐに思い浮かぶのは、お習字に使うあの墨の色です。なんともなしに、似ています。

冷たい黒。
重い黒。
とりつくしまもない、果てしない黒。

すっかり漆のとりこ。

うるしにかぶれる、というお話でした。

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エジプトの太鼓です。

前回に引き続きまして、民族打楽器。

埃及、と書きましてエジプトです。
漢字変換機能、本当に役立ちます。
「埃」という漢字を見ただけで、なんとなく砂漠と共存するエジプト共和国を思い浮かべます。
なんとなく詩的であるのもいいですね。

エジプトに限らず、ありとあらゆるアラブ諸国で珍重されている打楽器です。

デュンベック、ダカブッカともタブラとも言うらしいです。


音の出るものは何でも好きです。
叩くものはもっと好きです。
ローカルなほど好きです。

五月です。

雨模様です。
皐月一日目から雨降りというわけです。

先日、永田社中として米国巡業から帰ってまいりました。

何がつらいって、やはり国境越えです。
カナダとアメリカ合衆国、隣合う国ながらその国境の壁は高い、といいますか、相当ぶ厚いです。

さながら北朝鮮と韓国のようなものでしょう。
「えっまさか」と思うかた、どうか一度カナダから米国へ車で渡ってみてください。カナダ市民権を持ってる方は除きます。あくまで日本人(移民)として越える場合のみ。

そして、もちろんこの一方通行。
米国からカナダの場合は問題ありません。
カナダ移民でなくとも、パスポートさえあれば安全無事。
長蛇の列もありません。
質問攻めになることも、車を捜査されることも、まして罪人のように扱われることなど皆無です。

国境がどうとかよりも、まず国のスケールの違いを感じないわけにはいきません。
国際社会において、どちらがスケールがでっかいのでしょう、か。

ああ、こんなことを公共の電波を使って流したりすると、次またアメリカ入国の際にことごとく絞られるかもしれないのでこの辺で筆を置きます。

とにかくこのミシガン公演で光っていた、太鼓屋ボイラー科の草野氏の素敵な一枚でこの章を締めくくることにいたします。

scott-piano.JPG

かしこ。

まずまずてんてん
profile
HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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