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てんてんです。

あけましておめでとう、も彫りました。
見たとおり、出来立てほやほやです。

今年の年賀状(といってももう半年も前になるんですね)に使いました。
毎年使えるってのは便利です。
漢字の謹賀新年と毎年交代で使ってもよいのです。
「おめでとう」だけなら、誕生日にだって、引越し祝いにだって使えちゃうのです。

そんな、もらってうれしい「おめでとう」。

もちろん、「うとめでお」といいながら掘りました。
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てんてんです。

はんこといえば年賀状。
季節はずれですが、謹賀新年です。

この書体がすきなのです。

この字を作成してからもうかれこれ十年はなります。
ケシゴムの磨耗からもお分かりでしょう。
あるときは黒で、次の年は赤で。で、翌年は茶色・・・
いろんな色も経験しています。

あるときは「賀」だけ。
またあるときは「新年」だけでも使えます。

いちばん気に入ってる「謹」はこれ以外にどうやって使うのでしょう。
思い浮かぶ熟語は、謹慎。
ん・・・やはり慎み深く、おとなしくしているのが良し、です。
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てんてんです。

お次も漢字です。
鳴り物シリーズ。
それぞれに合う色を選んでみました。
もちろんお三味線もございますが、それはまた別の機会に。
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てんてんです。

名前を彫るということはとても大事なことです。
名を刻むのです。
で、名を押します。
そして名を残す。

判子・印鑑というものが無いこの北米で、あえて名前を彫ってみました。
これは、すべて歴代の「永田社中」メンバーの姓名であります。
いなくなってしまった人たちも、今では判子のみが残っているわけです。

今後も彫っていこうと思うわけです。

その人の容姿や性格、特技などいろんなことを考えながら名の一部を彫るわけです。ちなみに日本人、中国系でないかたは、かってに字を選ばせてもらいました。コランジェロさんは「小」、クリーブランドさんは「栗」といった当て字です。でも以外にピンとくるもんです。
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てんてんです。

「彫」を彫っています。

ケシゴムです。
はんこになります。
いわゆるケシゴムはんこです。

これを缶バッチ(英語ではBUTTONです)にしたりしています。

それではゆっくりご鑑賞くださいませ。

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櫛です。

亡くなった祖母を思い出します。

ながーく透き通る白髪を軽やかな手つきで梳いていきます。
そして頭のてっぺんにくしをざっくり差し込んだまま、毛先をだんごにしてぐりぐりっと巻き込みます。
所要時間は30秒。
軽業です。

「きれいやねー、きれいやねー」

とわたしは何度も何度もさわっては祖母のおだんごをおもちゃにしました。

きれいなのは彼女の髪と、しぐさでしたが、祖母はずっと櫛のことだと思っていたようです。
 

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てんてんです。

一輪車、乗れます。

だからどうだというのだ、と若い世代の日本人なら思うでしょう。
小学校に一輪車など置いているはずもなく、写真や絵でしか一輪車の存在をしることはありませんでした。

それが、運動神経も後進しようという20代すぎに、まさか初乗りを経験するとは思ってもないことでした。

なんとか塀や壁伝いによろけながらなんとか姿勢を保つまでに3時間。
それから手放しで(もともとハンドルはないのですが)前にキコキコ進むまでに1週間。
くるっと進行方向を変えるまでに2週間。
フリーマウント(ペダルに足をかけ、何もつかまらずにスッと乗る)までに4週間。
アイドリング(乗ってペダルを前後させながら同じ場所にいられる)までに2年半。

という歳月を費やしたのです。

長い長い道のりでした。


実際うちの姪(当時5歳)は三輪車に飽きるとすぐ一輪車に乗りかえ、二輪車(自動ではない)はスピードが出るので怖いと三年生まで乗れませんでした。考えれば当然。

自転車にはギアやらチェーンやらやたら付属品がついて、坂道などはブレーキがないと止まれないほどのスピードで滑走します。故障も少ないし、スピードがコントロールできるので安全です。横には絶対に倒れません。二輪より一輪(三輪も)のほうが安全なのは一目瞭然。
 
ここカナダで一輪車普及を目指してます。
とくに目立つ活動はしていませんが。
 
トロント市には、なんと一輪車クラブなんというものもあります。
彼らの主活動は一輪車好きが週に一度集寄り集まって、乗り合いっこしたり、バスケットボールをしたり。
わたしにとっては特に楽しいものではありませんが。
 
なにしろ普段は交通手段として使っているので、娯楽やスポーツで乗る人たちとは少し意識が違いますが、環境にもよし、健康にもよし、そして注目度は日本よりもぐっと高いときています。
 
どうでしょう、さっそく一台購入してはいかがかと思います。
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てんてんです。

現在、畳の生活です。

これがいかほどに贅沢なことであるか、カナダに暮らし始めて十数年。
ようやく身を持って知ったわけであります。

生まれ育ったわが家は、どの部屋も畳敷きでした。
板床だったのは、台所、洗面所、廊下と玄関先。

隣近所のお家も、親戚のお家もどこでもそうでした。

一見洋館にみえるつくりでも、ピアノとレースのカーテンのあるお屋敷でも。
「ではおやすみなさい」といえば畳のある寝間に通され、押入れから布団が出てきます。
そういうものでした。


1995年、はじめてのカナダ生活。
カナダ人の家に間借り。キッチン、バス共同。
全フローリング。
はじめての土足生活。

まず家具のないわたしは、ダンボールと自分のスーツケースでとりあえず衣装箪笥と物置棚作ります。
そしてドアの入り口にちいさなわたし用玄関。
生活の場、部屋の90パーセントは土足厳禁。床をきれいに保ちます。
なので、床にそのまま寝袋で寝起き、結構快適。
机やいすが無くても平気です。
テレビもビデオもいりません。
本は枕元に重ねておけばよいのです。

考えてみれば、京都時代となんら変わりありません。
欠けているのは畳とこたつ。

難点は、長時間フローリングで座っているとお尻がいたい。宿題と書きものが不便。
時折、大家のおばちゃんが土足でうちの部屋へ入ってきては聖地を侵すのもほとほと閉口しました。

いつか土足愛好者のいない平和な場所へ・・・と思いながら一年。


一年後。
ルームメイトとキッチン付きのアパートに引越し。
郊外の高層ビル。
ふわっふわのカーペット床。

友人から譲ってもらった布団一式でさらに快調快眠。
ごろんとなったり座ったりは楽になったのだけど、どうも夏は不快。
汗もしみこむ。泥もしみこむ。ついでに見えない害虫も・・・
以前に住んでいた住人(たぶん室内土足人族)の排出量まで考えると、おちおち寝転んでなどいられない。
毛髪、食べかすなんかもいちいち掃除機(友人のを借りる)で吸い出すのもこれまた面倒なのです。

よし、次回は必ずやぴっかぴかの板床にするぞと決意。


数年後。
日本から座椅子と座布団を搬入。
一緒に飛行機に乗ってカナダに渡りました。
念願のフローリングで長く座っていても平気な家具を手に入れたわけです。


そして、今年2010初夏。

新しい新居に畳がお目見えすることになりました。
やっと念願の「快適!畳生活」のはじまりです。

東京に住む友人はかれこれ15年以上フローリングの床で快適生活しています。
海外に住んで30年の奥様も畳が恋しくなったことは一度もないとおっしゃります。
カナダ生まれの知人は、なにが悲しくてストローマットをひくのかとのたまいます。

誰が何を言おうが、わたしの生活には畳が不可欠です。


そしてあのイグサの匂いは、日本そのものです。
あの青草のうえに寝ころんでいられるということは、やはり贅沢です。

しあわせいっぱい、なのです。


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消しゴム版画するてんてんです。

消しゴムナイフで彫ってるわけです。
今、「彫」を彫っているところです

このクラフトカッターはどこでも買えます。
まったく力は要らず、彫り目も出ないので、木版の彫刻刀に比べてもぐっとシンプルです。
一本で十分。
なんなら普通のカッターナイフでこと足りるわけです。

消しゴム彫りの基本は、彫りすぎないこと。
直角に近い90度、もしくはそれ以上彫りこむと輪郭が崩れます。ポロっと取れるか、押した瞬間、ゴムが歪んだり潰されたりしてきれいに線が出ません。
あくまで山型に。
やさしく。

 
1origami.jpg

鶴です。

折鶴。
折り紙は常にわたしの机の中にあります。
かぶとを折り、奴さんを折り、風船もみかん箱も今でもきっちり覚えています。
  
子供の手遊びとバカにするなかれ。

造形の美があり、幾何の不思議があり、パズルの面白さ、装飾の楽しさが備わっているのです。
 
 
折るだけではなく切ったり貼ったり、ちぎったり。

見ているだけでも楽しくなるのです。
まずまずてんてん
profile
HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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