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ocha

てんてんです。

茶話第二弾。

お茶が好きです。
毎日必ずいただいています。


お茶といえば、緑茶。

玉露とはいいません。まあ、三歩さがって玄米茶やほうじ茶になることがあっても、お茶はお茶。お茶の葉を購入する際には煎茶といったり、静岡茶や宇治茶だったりもします。
とにかく、お茶といえば誰しもがきれいな若緑色のお茶を思い浮かべるはずです。

香りも味もなんとも言えず・・・とにかく美味です。


そして今現在、先進国北米におけるお茶事情についてひと言申しあげさせて下さい。

グリーンティー(ほぼ必ずティーバック)買うと蜂蜜もしくはレモン風味なのはどういう了見なのでしょう。

それを今、わたしは声を大にして、いやそれすらできない状況においては、フォントのサイズを特大にして言いたいのであります。

アイスだったり缶入りグリーンティーにおいてはほぼ100%甘いという事実は、お茶好きにはたまらなく苦痛、そして遺憾なのであります。

カナダ国創立以来150年の歴史のなかで、緑茶を紹介する前にすでに加工品を売るとは、いい度胸です。完全な勘違いといっていいでしょう。

日本食品として堂々と販売している「てりやきチキン」(あまいソースの鳥肉)くらい違います。


それならば・・・

中国系のお茶専門店ではたくさん緑茶があります。「緑」の漢字の隣に「日本」なんて文字もあったりして、よしこれなら間違い無しと買って飲んでもやっぱり「あれれれれ???」です。中国三千年の歴史でみても、日本緑茶研究はそれほど発展しなかったと言えるでしょう。

緑だから緑茶で売っとけ、ってなもんでしょうか。
最初の一杯から出がらしの味がします。
お茶葉抽出後およそ3分ほどで緑は焦げ茶色になっています。

とはいえ、中国三千年かけて、インドから渡ってきたお茶に対する意気込みとこだわりは、それはもう、頭が下がるばかりです。烏龍茶、白茶、プーアル茶・・・どれも格別です(特にわたしは台湾の烏龍茶が大好きなのですが)。
鉄観音茶に関しては、そりゃもう一冊の本が書ける位です(わたしは書けませんが)。

中国緑茶は日本のものとは製法が違うらしく、味や香りが違うのは当たり前。


でそれならば・・・

日本食レストランなら美味しい緑茶を淹れてもらえるに違いありません。ではいざ、出発。

出てきたのは、抹茶粉末入りの玄米茶。ほぼこれが主流です。
確かに色はきれいです。抹茶の苦さと香ばしさもあります。

でも、なんかなあ、ごまかされてるような・・・
あの新鮮な香りは?上品な甘みは?淹れたての透明感は?

とにかくグリーンだから緑茶で出しとけーってなことなのでしょうか。なんとも味気ない。


結局それならば・・・

長い歴史をかけてこんなおいしい緑茶を発明した日本人に感謝しましょう。

そしてあっちこっちに手を尽くし、なんとか手に入れた日本のおいしい緑茶をお家でじっくり味わえるという贅沢に、日々感謝です。

ありがとう、お茶。

これからもお世話になります、お茶。
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まずまずてんてん
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HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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