忍者ブログ
www.tentenCanada.com
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

z-wood-kaeru.jpg

てんてんです。

カエルのてんは「佃」。

人に田とかいてツクダ(音読みはテン)と読み、耕すという意味を持つのだそうです。
漢字ってじつに情緒がありますね。

木魚、魚の形ではないので、木ガエルとでもいいましょう。

とにかく全身が木なのでどこでもよいのですが、鼻(?)のあたりをつつくととても鮮やかなポロッという音がなります。
なんとかザウルスみたいな背中のでこぼこを、付属品の小さな木の棒(ついてきます)でこすると、「カエルのうたがきこえてくるよ~」のげろげろが鳴ります。
と同時に、カエルの口の両端に開いた穴を、もう片方の手の指で調節しながら開閉させると、まさに「グワッグルワックックック」とかえるもびっくりの音色がつくわけです。
すばらしい!

ともあれ、この漢字が示すとおり、蛙といえば田んぼ。

この蛙兄弟との出会いはオタワのフォーク楽器店です。一目惚れでした。
店の片隅に眠っていた一匹の蛙に触ってみました。ギロギロっと愛らしく啼きます。
すぐに苗の青さと、夏の入道雲が見えてくるようです。

当然のことながら、即、連れて帰りました。

その数ヵ月後、オタワの友人(ヒト)が我が家に訪ねてきました。お土産に、といって持ってきてくれたのがジャンボサイズの蛙くん二号。彼の鳴き声はグオロッゴロッと勇ましい。
夏の日の田んぼどころか、べたべたのTシャツや田んぼのにおいまでまざまざとよみがえってきます。

すぐに仲良くなったカエル二匹が啼いていると、我が家が青田になったようです。
そして偶然出会ったペアー蛙、というのも嬉しい。

気が得る
着替える
木ガエル
・・・

どうだ、といったところで次の「纏々」と話を進めます。
PR
<< 纏々   |  HOME  |   TENTEN >>
まずまずてんてん
profile
HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
calendar
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
なになにてんてん
search

Template by Emile*Emilie

忍者ブログ [PR]