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こちら、特別企画てんてん革新バンドにございます。

いっかいこっきりイベント。
バンドやりたーいと思って集めたトロント在住メンバー5人での林檎カバーバンド。

で、画像・映像など一切ございません。
それが残念でなりません。

とりあえず、メンバー:
高橋アキ(ボーカル)
堀浩司(ギター)
坂本史唯(ベース)
蒲池真理子(ピアノ)
高木哲也(ドラムス)
 
演目:りんご曲集
会場:トランザッククラブ

またいつの日にか実現いたしますように。
 
 
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こちら、てんてんトラディショナルです。

いえ、この虎とはまったく関係ありません。
このポスターは、トロント市にあるバー「トランザック」主催のイベントに呼ばれました際に作っていただいたものです。なぜ虎なのか、それは知る由もありません。
わたしの参加いたしますコーラス隊「エレメントクワイアー」も対バンとして登場。
一夜に二幕、という大変なイベントでした。


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あらためまして、こちらがてんてん正統派なるものです。

純情派とも言います。
 
2004年の秋、オーガニックサウンド、メロディ重視、シンプルイズベストを理念に掲げまして結成したでありました。

思い立ったが吉日、永田社中の頭である永田キヨシ、そして同じ太鼓メンバーとしても活躍していたハイディ陳の三人でほそぼそと活動開始。
基本的には三味線・唄に笛と太鼓。
日本民謡古い歌謡のアレンジ、即興ソロの開発、オリジナル楽曲の作成などなど、学ぶことは尽きません。なによりも、三人、息を合わせる事が大事です。「永田社中」として太鼓リハーサルやツアーで常に顔を突き合わせ、ともに仕事している仲であるとはいえ小曲をうまく仕上げ、小さなアンサンブルでやっていくということは難しいものです。パワーやテクニックで乗り切れないのがつらい。

とはいえ、3人よれば文殊の知恵。

だんだんとチームワークもでてきました。太鼓グループよりも少人数、少器数、移動も持ち運びも便利です。ローカルなフェスティバルや晩餐会、式典などの余興として各地に招待されるまでに至りました。ありがたいことです。

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2007年の「テンテン出囃子」CD発売記念コンサートの後、ハイディが香港に帰省。
現在は、永田社中の創立時から太鼓打者、笛・尺八奏者として永田氏の右腕となっています草野スコットを迎えまして演奏を続けております。

2008年冬はお琴や三線なども加えて大掛かりなアンサンブルを成功させました。

今日も、北米の皆さま方に優しい日本の音を運んでおります。

正会員:
高橋アキ(三味線、唄、鳴り物)
永田キヨシ(笛、太鼓、小鼓、鳴り物、お囃子)
草野スコット幸吉(尺八、太鼓、チャンチキ、お囃子)
 
旧会員:
ハイディ陳(笛、太鼓、唄、鳴り物、中国箏)
 
ときどき友情出演:
谷真琴(琴)
加藤美樹(三線、唄、太鼓)
安藤メイ子(踊り)
赤地明美(鉦、鳴り物)
 
演目:
民謡全般、太鼓トリオ曲集、オリジナル等
 
演奏先:
日系文化会館、もみじヘルスケアーセンター、トロント大学、ウォータールー東アジア祭、オタワチューリップフェスティバル、サウンドオブミュージックフェスティバルなどなど
 
今後とも三人てんてんがんばりって盛り上げていきます。

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こちら、二人てんてんです。

小さいイベントやパーティー、地域活動としては、このてんてんデュオでお邪魔しています。

現在活動中のてんてん二人組:

高橋アキ(三味線、唄、太鼓に鳴り物)
永田キヨ(笛、尺八、太鼓、それに大事なお囃子)
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以前の相方(順不同):
ハイディ陳
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ジャグラーイアン
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清水彩月
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演目:民謡全般、てんてんオリジナル、即興インスト、太鼓二重奏
演奏先:トロント大学、日系文化会館、ハーバーフロント、ウォータールー市イーストエイジアンフェスティバル、オタワチューリップフェスティバルなど

不定期でこつこつ活動しています。

どうか今後ともよろしくお願いいたします。

どうも、またてんてんです。

てんてんは、わたくし自身でもあり、そしてわたしとたくさんの友人やアーティストたちと作り上げていく企画団体の総称名でもあります。

気が向いたときに、おもむろにてんてんイベントを立ち上げています。
コラボレーションといってしまえばそれまでですが、なんとなく勢いで、というか偶然のなりゆきで一緒に共同作業をしてくれた人々もいます。もちろん「ま、ここまで来たんだからしょうがないっ」ってな具合です。

いつもは「永田社中」として、常に同じ仲間たちと音楽活動をしているわけです。
アンサンブルはとにかくチームワークが大切なのです。
いろんな意味で、それはとても大事なことだと思っています。

でも、わたくし個人といたしましては、世の中にいるたくさんのアーティストに影響をうけ、常に感化されながら音づくりをしていきたいわけです。
それは、時代によっても変わるであろうし、そのときの状況や場合によって大きく左右されるであろうと考えるのです。
そのときどきによって造りだしたいもの、立ち上げたいものを、カタチにしたい。
旬のまま演じたい。
そんなわけで、てんてんというおおざっぱなカンパニーをつくったのであります。

前置きがだんぜん長くなりました。

それでは、乗り組み員を紹介していきます。

  こちら、てんてん本人です。
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ひとりこつこつのてんてん・・・

カンパニー原型といっていいでしょう。


京都は東山、南禅寺裏手、はては賀茂川の河川敷で、三味線をならし大声を張り上げたことが昨日のようによみがえります。
ひとりでやるのは結構慣れっこです。意外に気楽なもんです。

カナダの地に渡ってからも最初一年は路上に這いつくばっておりました。
アスファルト上での二時間正座はさすがに重労働です。それでなくても背高のアングロサクソン人にことごとく見下ろされながら、汗まみれで三味線をかき鳴らすことほぼ二年。
出店でメープルシロップを売るおじさんに足蹴にされ、ストリートバンドに追い立てられた苦い経験もありますが、そんなことは門付け芸人苦労話のひとつにもなりません。

そういえばしばらく路上演奏をやってないのです。

小銭に困らなくなったということなのでしょう。
ありがたいことです。
が、またいつ道端に転がるやらも知れません。
路上ミュージシャンを見かけるたびに、他人事とは思えずどうしても足が止まります。
見てるよ、聴いてるよとひとりひとりに言って回りたい気になります。

 
家やスタジオにひとりこもってああでもないこうでもないと試行錯誤しているとき、それがてんてんの真の姿であります。作品を生み出す者は、つねに孤独の戦士なのです(持論)。

ひとりでぐらぐら煮詰まるという状況。
いてもいられなくなった焦燥に似た感情。
くつくつ噴出するようなおさまりきらないアイデア、意匠。

そんなことを繰り返しながらちょっとずつ作品の容貌が見えてきます。

ものを作るということはずいぶん普通一般なようでありますが、とかく時間のかかるしんどい作業なのです。

誰かとなりにいて、「あのね今日ねえ・・・」なんて言いながらできるものではありません。

特に、他人に頼まれたからとか、ビジネスだからとか、できるだけ合理的にしようとかじゃなくて、自分で納得いくまでのモノをつくりあげることは容易なことではありません。
何度も何度も試行錯誤して、ああもうだめだあとかいいながらやるものです。

貯金が少なくったって、仕事がうまくいかなくったって、ちょっと常識からずれてったっていいのです。

自分の表現したいものを持っていて、それに時間や労力を惜しみなく尽くせる人こそ正真正銘のものづくりの人。
そうゆうひとに、わたしはなりたい。


ということで、ひとりてんてん。

絵を描いたり、筆を持ったり、作曲したり、演奏したり、こうやってだらだら文章かいたり。

どれもほんとです。
どれもせいいっぱいやってます。

 
表現者:てんてん=高橋アキ(三味線、唄、お話もときどき)
演目:オリジナル曲、弾き語り歌謡曲もどき 即興三味線、追分、民謡全般
演奏先:トロント市のとある街角、天気のいい休日の公園、気まぐれなパーティーや小イベントなど
shamisen-head

てんてんです。

「テンテケテンテン・・・」という口三味線の「テン」はてんてんの大切な音の素材です。

そうです、疑いなくわたしは三味線という楽器が好きなのです。
現在は計6本の三味線を抱えて大事に育てております。

まず初めて手にしました一代目、はるばる秋田から渡ってきました中古の練習用太棹(銘を「おばこ」と可愛がっております)。練習用といってもりっぱなものです。ただ棹の部分が紅木でなく花梨であるとい以外は。弾きすぎて、爪が木に食い込み、見事に溝となって削られていきました。そのころは、三の糸を押さえるたびにビヨーオンと中国琵琶のような音がしたものです。
もう何度か皮を張り替えているものの、その度に感度が増していくようです。さすが、秋田おばこ。
手をかけるほどに味が出る、というわけです。

その後、友人からいただきました美しい細棹(命名「月の宿」)は糸巻き箇所に少々難有りですが、響きは良いのが特徴です。小唄や端唄がとてもよく合います。

その五年後、やっと念願かないまして特別につくっていただいた力強い津軽三味線「福の神」。
製作者は三重県にお住まいの福三味さん。感謝しております。ヘッドは紅木、見事にすべすべと黒光しております。音は絶妙です。

てんてんパートナーである永田氏の亡きお祖母様が愛用されていた2本の細棹(永田一号と二号)はカナダに渡ってから手にしたものであります。
昭和のはじめ、家族でカナダに渡ってきた戦前の日系一世の意地と誇りが感じられます。お祖母様はこのカナダの地で三味線を弾き語り、日本舞踊もなされていたそうです。永田氏の計らいによって、皮が破れたまま長年放置されていた2本の長唄三味線が復元いたしました。今またこの地で、大勢のカナダの皆さんに音色を聞いてもっています。今後も大切に使わせていただきます。

そして数年前、皮が片方破れたまま知人からいただきました地唄用中棹「諏訪桜」。諏訪湖の付近で作られたこの三味線、どんな経緯を経たのかこの異国に渡り今わたしの手元にあります。いろんな人々に愛され、奏でられ、そして捨てられたであろうと思うと、なんとなく自分自身のように思えてくるのであります。

どれにも限りない愛情を注いで慈しんでおります。

 次にご紹介しますのは、わたしのライフワークとしての「天々」。
しっかり音を聴いていってくださいませ。
どうもはじめまして、てんてんです。

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わたしの生まれは、島国日本のなかでも小さい小さい孤島です。


海はすぐそこです。

東の窓からはいつも波の音が聞こえます。
水平線からゆっくりとお日様がみえます。
汽笛がぼーっとなります。
風が雨戸を揺らします。
潮気で窓枠が錆びついています。
夜の海はごうごうと唸ります。

いつもいつも海を眺めながら過ごしました。


海辺は底知れない謎にあふれています。

はてしなく満ち引きを繰り返す潮の流れ。思いがけず高く打ちあげる波。ところどころ冷やりとしている水の底。浮いている人。沈んでいく人。打ち上げられていく海草。どんどんと沖へ流されていく浮き輪。石にへばりついた貝。ぬるぬるした浅瀬の藻。じりじりする肌。べたべたの髪。からからののど。

毎年かならず誰かが海に消えていきます。漁船とともに消えていくこともあります。

お盆を過ぎたら誰も泳ぎません。死んだ人や魚が足を引っ張るのだと言います。それは島の大人みんなが子供に言い聞かせます。

そうして誰もいなくなった海は空しく泣きます。
ごうごうと唸ります。


山もすぐそこに切り立っています。

裏庭からけもの道が山へ続いています。
空気がひんやりしてきます。
土はいつも湿っています。
蝉がすごい勢いで啼きます。
猿に出会うこともあります。
とても警戒しています。

少し高台からあたりを見下ろしてみます。

どこまでも広がっている海。かすんでいる水平線の向こう。
どんな世界があって、どんな人が住んでいるんだろう、そう思うだけでどきどきしてきます。

こうやっていつも海の向こうを眺めていました。期待と、そして大きな不安とともに。


港から出ている旅客船は一日に五便。ゆっくり1時間半かけて大きな街まで行ったり来たり。
雨でも嵐でも出航しますが、霧が深いとすぐに止まります。港でぼんやり船が出るのを待ちます。


12歳のときに島出を決心し、15歳でひとり、島を後にしました。

不安よりも好奇心のほうが先でした。
世界の大きさを知るには、まず海を越え、自分自身で歩かなければわかりません。テレビや本で知ったような気がしても、本当の感動や不安はわかりません。

船はすごい勢いで水面をすべり、わたしを遠くへ運んでいきました。いつもより長く波に揺られているようでした。島ははるか向こうにかすんで見えなくなりました。


そして今も、島は海のずっと向こうです。

決して帰ることのできない遠い遠い場所です。


島育ちのわたしはこれからも大地に根を張ることなく、つねに潮の流れを感じながら生きていくのだと思います。
遠くにみえる水平線を眺めながらゆらゆらと放浪していくつもりでいます。
 
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てんてんです。

・・・・・

ここに生まれる緊張と静寂。

これは、てんてんがもっとも大切にしている間(ま)、何も無い、何も奏でない音です。
 
この日本特有の感性はてんてんの音作りに大きな影響を与えています。
ごくごくシンプルにしています。
生の音だけで得られる確実に不確かなる音。
乾いた日の音。湿った空気にくもる音。
ゆれる音。
雑音。

自然体のまま感じる音色や調子に合わせてつくりだす旋律は、自由に動き回り変化しながらまとまって体になじんできます。

譜面にできるものだけが音楽ではありません。
体でじかに感じる音、それがてんてんの求めるサウンドです。

飾る・重ねる・凝るという作業よりも、削る・止める・減らすとことはその何百倍も難しいことです。

技巧や精密な作業にたよると自分の居場所が見えません。
重ねられ、肥大して、装飾された音には表情が見えません。
しっかり組み立てて譜に落としたりすると周りの風景や状況が見えません。

できるだけ素朴にシンプルにしたいのです。
だからこそ、わたし自身もできるだけありのままでありたい、と思い続けるのであります。

どれほど背伸びして胸をはってみたところで、自分は自分。他人は他人。
りんごは丸く、木は上へ伸びるのです。

それにしても音づくりはほんとうに楽しいものです。


この「音楽」(おとたのし、とよんでください)では、音職人としてのさまざまなてんてんをご紹介していきたいと思っております。

次回は、カタカナでのテンテン。
どんな音の物語が生まれますでしょうか。

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てんてんです。

ことしもよろしくお願いもうしあげます。

音づくりがメインです。
上のてんてん手作り消しゴムはんこキャラが我が楽団のイメージです。

「てんてん」という名の由来は・・つまり、点が二つ。

この点々をつけることで「は」は「ば」に。
「す」が「ず」に。

新しい音に生まれ変わることが出来るのです。

無声音から有声音へ、音として表現することが、このてんてんの目的であり任務であると思っています。


目次のくわしい説明はこちらです。
右欄のメニューをクリックしてお好きな項目からどうぞ:

項目
このページ、まるまる目次

音樂
いろいろなテンテンを奏でる楽器類についての豆知識

樂曲
オリジナル楽曲の解説や音源・画像など

構成
てんてん主催公演での構成部員紹介

観点
愛する小道具についてのおはなし

小論
わりとよくある随筆、個人的回想

創作
ものづくりてんてんのアート展示

字体
勝手気儘に作った文字、創作ピクトグラム作品公開

彫刻
ケシゴムはんこになった彫りもの特集

速報
てんてん新企画、公演情報など

報告
これまでのてんてん公演・行事(古い順)



てんてんオフィシャル版として管理しておりますホームページのほうもよろしくお願いします。

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まずまずてんてん
profile
HN:
てんてん-TEN TEN
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
日本生まれ
カナダ大陸東南あたりに生息
比較的温暖な緑地を好む
雑食型(主に草食、ときどき肉)
群れない
種子を残さない
でもそれなりに依存型

「三味や太鼓で大騒ぎ」が得意
ひにひにてんてん
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